最近とても気になっていることの答えがちょっと分かった。
それは、「心が強いことは見た目や様子じゃわからない」「相手を信頼することは大切」ということ。
人と人とが関われば、必ず出てくる問題・・・
相手がどうした、相手にこんなことされた(言われた)という不満や不安。
心が不安定な状況が、私にもたびたび訪れる。
自分の心の中で湧いてくる負の感情の処理に悪戦苦闘するんだけど。
私は、どうしても、自分の負の感情を自分自身で解決することが難しい。
「もうだめ〜」「助けて〜」「絶体絶命!大ピンチ!」って叫ぶと、どこからともなく、ヨシタケシンスケさんの絵のような「お助け隊!」が出動してくれるんじゃないかなと期待している!
今までの人生の小さなトラブルから人生に関わる大きな問題まで、数え上げたらキリがないくらいこの「応援隊」=「まわりの人」に助けてもらって生きてきた。
それが、私。
そんな私の前に、「自分は大丈夫!」っていう人が現れた。
いつも人から助けられている自分にとって「大丈夫って言ってるけど本当は辛いんじゃないの?」って思っていたのだが。
どうやら、本当に「大丈夫」らしい。
隣で見ていると、「辛くないの?」「悲しくないの?」って声をかけたくなるような状況であっても、本人にとっては「大丈夫」なのだそう。
今日、話を聞いてみて「本当に大丈夫」ってことが分かった。
これは、大きな発見で。
一見、頼りなさそうで、何度か涙も見せるそんな人が、実は、とっても心の強い人だということに驚いた。
「心が強いことは見た目や様子じゃわからない」と心から思った。
今まで自分が、「その人のために何がしてあげられるかな?」って考えていたことも、必要なさそうだ。
だって、その人にとっては「他人からの手助けはまだ必要ではないから」。
かえって、要らぬお節介になりかねない。
周りから見て、辛そうで手助けしてあげた方がいいなって思う状況。
その時、本人が何度も泣きながらも、自分の中で新しい方法を見つけ出すエネルギーが残っていて、新しい一歩を踏み出せるのであれば、それはそれで、そっと見守っていけばいい。
負の感情を自分では処理できない私なんだけど、そんな「心の強い人」に出会えて、なんだかすごく刺激を受けた。
これからの自分の人生に生かしていきたい、学びたい部分が多くあるなと思っている。
これからは、その人を信頼していこうと思った。
どんなに辛そうな状況だと周りが感じても、その人が、自分の中でじっくり問題を消化し、新しい一歩を踏み出せるエネルギーをもっているのであれば。
その人の「自分で問題を解決する力」を信頼していこう。
どうしても、にっちもさっちもどうにもならなくなった時。
ともにベターな道をチョイスできるように心の準備をしていこう。