まさか! コロナ感染 自宅療養日記④ 入院の危機を救った 魔法の 赤い薬!!!!
とうとう コロナになってしまった!!! そのあとのお話
koton と私の自宅隔離生活は
あっという間に 数日経ち。
kotonの熱は 3日くらいで37度代後半まで落ち着いてきた。
そう思うと 38度代が3日くらい続いていたということで
それは とても辛かっただろうと
今振り返るとkotonが 可哀想だと思うのだが。
自分がコロナになってしまった あの時には 人のことを思いやる余裕なんて 私にはほんのちょっともなかったのであった。😭
kotonの熱は 下がってきたが 咳と喉の痛みだけ残っていた。
一方、私は 喉がひどく痛く 体の節々が痛み 寝られず 咳もひどく・・・・
回復するというゴールが 全く見えない状態だった。
自分の状態を 藁をもすがる思いで 保健所の人に相談すると・・・・。
「だいぶ良くなってきてると思いますよ。でも お薬がなくなってしまうかもしれないから 検査してもらったお医者さんに連絡して お薬を出してもらえるか 聞いてみてもいいかもしれませんね。」という話だった。
保健所の方に勧められるまま 検査を受けた病院へ電話し
お薬の追加をお願いしてみると
なんと!
「大きい病院へ紹介状を書きましょうか?」
という 予想しなかった答えが返ってきた。
その時の私は
熱は微熱(37°C)がずっと続いており
咳がひどくて とにかく辛かった。
「大きな病院へ行くということは まさかの入院ってこと?私って 重症なの?」
という 予想もしない現実がやってきた。
そして、不安症が本領を発揮し出して 頭が大パニックを引き起こした。
「入院はいやです」「入院するのは怖いです」
と まるで 小さい子が駄々をこねるみたいに 看護師さんに精一杯伝えたら・・・。
「じゃあ ラゲブリオを処方します!」
と 聞き慣れない薬の名前が告げられた。
ラゲブリオ・・・真っ赤なカプセルで 大きさはだいたい2cmくらい
1回に4錠飲んで 1日朝・夕2回の 合計8錠を飲む
処方してもらうには3枚くらいの説明書に同意書を提出しなければならない
飲むべきか? 飲んでも大丈夫か?
病院の看護師さんと話をして
入院しないなら
ラゲブリオを飲むように勧められた。
Faxで送られてきた薬の説明書を読めば読むほど
「ラゲブリオという 真っ赤な大きな薬を 飲んでも大丈夫なのか?」
という心配が大きくなってきた。
どうやら ラゲブリオには 処方してもらえるリミットがあるらしく(発症してから○日以内に飲む)
私は、そのリミットギリギリの瀬戸際だったらしい。
そんなことも知らない私は
「飲むべきか? 飲んでも大丈夫か?」
という 永遠に答えの出ない迷宮に迷い込んでいた。
一人でパニックになり
保健所に電話をし
看護師の友達に電話をし
もう一回、病院に電話をし・・・。
それでも 飲むかどうか迷っていた。
2回目にかけた電話の向こうで 病院の先生は
「すごく忙しいんだけど 切るよ!」ガチャン!
と とっても忙しいことが世界中の誰にでも伝わる方法で 私の電話を断ち切った。
私の心は 絶望感に満ちていた。
もう どうすることもできなかった。
最終的に
看護師の友達の 「冷静な分析」と「私への温かい思いやりのあるアドバイス」のおかげで
正気を取り戻し
もう一度保健所に電話をかけた。
やっと
「ラゲブリオを飲むことにします」
と決断することができた。
ラゲブリオという薬は 私の心配をよそに
飲んだその日から 体の中の何かがみるみる回復する そんな✨魔法の薬✨だった。
赤くて大きくて ちょっと飲むのをためらうような見かけだが
この 魔法の薬が 私の体を 回復の方向への導いてくれた。
5日間 ラゲブリオを飲み続けると
体の中でも あれだけ苦しめられていた咳と痰が みるみる少なくなっていった。
ほんとうに 魔法の薬だと思った。
処方してくださったお医者様と神様に ありがとうございました!と全力で伝えたかった。
最終回へつづく・・・。